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by mino3064
| 2014-02-07 10:53
(帰国してます。あとりえでのポルトガル報告会も終わったけど…ブログはまだまだ旅途上)
リスボンに着いた翌日から早速稽古。
糸あやつり人形と手遣い人形の大きな違いは
上から操るか、下から操るかの違い。
糸あやつりは人形、及び人形遣いの足場を高く設定しなければ観客から見えない。
なので、普段は専用の舞台一式をロングのバンに積みこんで移動してるが、海外公演となると このかさ高い荷物をどうする?
昨年の韓国公演はなんとかクリアしたが、今回のポルトガル公演もそれが悩みの種だった。
が、この難関も飯室はクリア!「さすが~!」(と、JIJO絶賛)
そして、素晴らしいスタッフJOAO!
彼自身上演者であり、舞台の道具なども作ってるそうで、みのむしが現地で必要とした全てをクリヤしてくれた。
彼のおかげで何の不安もなく上演に集中できた!感謝!
今回の演目は言葉の要らない「獅子舞」「乗り遅れた男」。
そしてセリフを伴う「舌切りスズメ」
韓国公演の時は韓国の方に指導してもらう時間をとって全編韓国語での上演ができたけど、今回はせいぜいスカイプ頼りで、全編は無理!
飯室もJIJOも短いキメのセリフのみ覚えて、芝居の流れや勢いがダレないように、ストーリーが把握できるセリフ・ナレーションを紅子さんが傍で語るという形での稽古が続いた。
紅子さんもアーティストであり、日本人なので問題なくこれもクリヤ!
そんな稽古場から近くのレストランに昼食に出た時のこと
JIJOに思わぬ出会いが!
客人の男性がJIJOに向かって熱く語りかけてきた
「You Are Beautiful !」
手にキスまでされてる!
おごりのお酒も届いた!
そう言えば、出発前JIJOは「portugal boyをGetします」って
ドでかいリュックを購入!(詰め込んで帰る気か?)
よっしゃ、その時は手伝うぜィ!
で、JIJO…このおっちゃん、詰め込む?
(このくだりもJIJOのブログをごらんあれ)
(つづく)
リスボンに着いた翌日から早速稽古。
糸あやつり人形と手遣い人形の大きな違いは
上から操るか、下から操るかの違い。
糸あやつりは人形、及び人形遣いの足場を高く設定しなければ観客から見えない。
なので、普段は専用の舞台一式をロングのバンに積みこんで移動してるが、海外公演となると このかさ高い荷物をどうする?
昨年の韓国公演はなんとかクリアしたが、今回のポルトガル公演もそれが悩みの種だった。
が、この難関も飯室はクリア!「さすが~!」(と、JIJO絶賛)
そして、素晴らしいスタッフJOAO!
彼自身上演者であり、舞台の道具なども作ってるそうで、みのむしが現地で必要とした全てをクリヤしてくれた。
彼のおかげで何の不安もなく上演に集中できた!感謝!
今回の演目は言葉の要らない「獅子舞」「乗り遅れた男」。
そしてセリフを伴う「舌切りスズメ」
韓国公演の時は韓国の方に指導してもらう時間をとって全編韓国語での上演ができたけど、今回はせいぜいスカイプ頼りで、全編は無理!
飯室もJIJOも短いキメのセリフのみ覚えて、芝居の流れや勢いがダレないように、ストーリーが把握できるセリフ・ナレーションを紅子さんが傍で語るという形での稽古が続いた。
紅子さんもアーティストであり、日本人なので問題なくこれもクリヤ!
そんな稽古場から近くのレストランに昼食に出た時のこと
JIJOに思わぬ出会いが!
客人の男性がJIJOに向かって熱く語りかけてきた
「You Are Beautiful !」
手にキスまでされてる!
おごりのお酒も届いた!
そう言えば、出発前JIJOは「portugal boyをGetします」って
ドでかいリュックを購入!(詰め込んで帰る気か?)
よっしゃ、その時は手伝うぜィ!
で、JIJO…このおっちゃん、詰め込む?
(このくだりもJIJOのブログをごらんあれ)
(つづく)
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by mino3064
| 2013-12-13 18:43
(帰国してます、が・・・ブログは未だ旅途上)
色々あった、長かった、
でも遂にヨーロッパ大陸最西端の国、ポルトガルに到着!
夜も更けたリスボン(Lisboa)の空港でみのむしの荷物はJoaoの乗用車に預け、タクシーで向かったのは紅子さんが数人のアーティストとシェアしてると言う稽古場。
リスボンは7つの丘からできてるとのことで、とにかく急傾斜の坂道が多い。驚いたのはどこまでもどこまでも続く縦列駐車!
ヨーロッパの縦列駐車は有名だけど、ここリスボンもハンパじゃない、
隙間が10センチ前後なんてのはザラ!!
Joaoも信じられないテクニックでそんな縦列駐車をグイグイっと
やってのけた。ポルトガルのドライバーはみな天才か?!
みのむしの荷物を置いてもらうことと、明日からのリハに備えて
紅子さんが確保してくれた稽古場は高さも広さも羨むような空間。
ここで数日、ポルトガル語を交えた最終的な稽古に入る。
(反対側)
更に移動して今回紅子さんが私たちのために用意してくれたアパートへ。
これがまた素敵な部屋。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
トイレ、洗面所、各人の寝室、Wi-Fi完備。
リビングには食卓、椅子、ソファーやTV、
窓辺には可愛い小さなサボテンが並び、
各部屋にはグラスにはいった、シックな色合いのロウソク。
台所は調理器具、食器、調味料まで揃ってる!
そして、レトロな映画に出てくるようなかわいいベランダ…!
ヨーロッパの旅先の市場で手に入れた食材を自分流に調理してみたい…
そんな夢が叶う?
(つづく)
色々あった、長かった、
でも遂にヨーロッパ大陸最西端の国、ポルトガルに到着!
夜も更けたリスボン(Lisboa)の空港でみのむしの荷物はJoaoの乗用車に預け、タクシーで向かったのは紅子さんが数人のアーティストとシェアしてると言う稽古場。
リスボンは7つの丘からできてるとのことで、とにかく急傾斜の坂道が多い。驚いたのはどこまでもどこまでも続く縦列駐車!
ヨーロッパの縦列駐車は有名だけど、ここリスボンもハンパじゃない、
隙間が10センチ前後なんてのはザラ!!
Joaoも信じられないテクニックでそんな縦列駐車をグイグイっと
やってのけた。ポルトガルのドライバーはみな天才か?!
みのむしの荷物を置いてもらうことと、明日からのリハに備えて
紅子さんが確保してくれた稽古場は高さも広さも羨むような空間。
ここで数日、ポルトガル語を交えた最終的な稽古に入る。
(反対側)
更に移動して今回紅子さんが私たちのために用意してくれたアパートへ。
これがまた素敵な部屋。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
トイレ、洗面所、各人の寝室、Wi-Fi完備。
リビングには食卓、椅子、ソファーやTV、
窓辺には可愛い小さなサボテンが並び、
各部屋にはグラスにはいった、シックな色合いのロウソク。
台所は調理器具、食器、調味料まで揃ってる!
そして、レトロな映画に出てくるようなかわいいベランダ…!
ヨーロッパの旅先の市場で手に入れた食材を自分流に調理してみたい…
そんな夢が叶う?
(つづく)
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by mino3064
| 2013-12-13 13:56
(帰国してます が、ブログは旅途上)
「お客さまの中にお医者さまはいらっしゃいませんか?」
まるでドラマのような体験をしたJIJO
心配そうに見送ってくれる乗務員スタッフ
出口には、空港スタッフの男性が車椅子を用意して待機。
「だ、大丈夫です…」(JIJO)
「サンキュー」と「ありがとう」しか言えない悲しさ。。。
結局、JIJOはバツの悪そうな顔で出口まで車椅子で運んでいただく
ベルトコンベアからの荷物を待つ。
「みのむし」の大きな荷物はなかなか出てこない。
そのうち荷物も乗客もいなくなり、ベルトコンベアも止まってしまった。
あれ? まさか?
乗り換え便だと、荷物だけ違う飛行機で飛んでったり、
下手したら行方不明になることもあるって聞いたこともあったっけ…
オロオロしてると元気いっぱいの女性スタッフがやって来た。
何やら言ってるが、分からない。
番号札を渡され、飯室は事務所らしい扉の向こうに消えた。
なかなか戻ってこない。
そうこうしてるうちに
目の前にみのむしの荷物が積まれたカートが現れた!
どうやら特別扱いしてもらっていたらしい。
そう言えば搭乗手続きの時、中身を聞かれたっけ
「人形劇の舞台一式」と言ったら
申し訳なさそうに「大事なものでしょうが、破損等の保証はできません」と言われたっけ
あぁ、大事に扱ってもらったんだ、感謝、感謝!!
そして、迎えに来てくれた田中紅子さん、
その後のスタッフとして大変お世話になったJOAOと無事対面!
現地の時間は夜の10時をとうに過ぎていた。
(つづく)
「お客さまの中にお医者さまはいらっしゃいませんか?」
まるでドラマのような体験をしたJIJO
心配そうに見送ってくれる乗務員スタッフ
出口には、空港スタッフの男性が車椅子を用意して待機。
「だ、大丈夫です…」(JIJO)
「サンキュー」と「ありがとう」しか言えない悲しさ。。。
結局、JIJOはバツの悪そうな顔で出口まで車椅子で運んでいただく
ベルトコンベアからの荷物を待つ。
「みのむし」の大きな荷物はなかなか出てこない。
そのうち荷物も乗客もいなくなり、ベルトコンベアも止まってしまった。
あれ? まさか?
乗り換え便だと、荷物だけ違う飛行機で飛んでったり、
下手したら行方不明になることもあるって聞いたこともあったっけ…
オロオロしてると元気いっぱいの女性スタッフがやって来た。
何やら言ってるが、分からない。
番号札を渡され、飯室は事務所らしい扉の向こうに消えた。
なかなか戻ってこない。
そうこうしてるうちに
目の前にみのむしの荷物が積まれたカートが現れた!
どうやら特別扱いしてもらっていたらしい。
そう言えば搭乗手続きの時、中身を聞かれたっけ
「人形劇の舞台一式」と言ったら
申し訳なさそうに「大事なものでしょうが、破損等の保証はできません」と言われたっけ
あぁ、大事に扱ってもらったんだ、感謝、感謝!!
そして、迎えに来てくれた田中紅子さん、
その後のスタッフとして大変お世話になったJOAOと無事対面!
現地の時間は夜の10時をとうに過ぎていた。
(つづく)
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by mino3064
| 2013-11-28 20:04
(帰国してます。 が、ブログは旅途上)
フランクフルトの空港で乗り継ぎのため移動。
JIJOのお腹はスッカラカン
電池の切れたおもちゃのようにへたってたけど リスボンへの乗り継ぎのため移動を優先。
再度の手荷物検査はなかなか始まらず、長蛇の列。
やっと手荷物検査を終えて航空券に記載された乗り口ゲートに たどり着いて掲示板のフライトナンバーを確認。
?? 無い…?? 他のゲートの掲示板にも無い?なんでぇ?
職員らしい人に聞いてもよく分からない、
って言うか聞きたいことが伝わってない感じ。
「待合も混んできたし、間際になったら掲示板に出るよ、きっと」
根拠のない言葉でお互いを納得させて、JIJOは晴れ晴れとした表情で口直しのアイスを舐めだした。
そろそろかな?
JIJOが突然各ゲートの掲示板の確認に走り出して、あわてて戻ってきた。
「あっちでした!」
バタバタと移動、間に合ったぁ!
こんなことよくあるらしいね、とお互い分かってたふりする。
乗り込んですぐに私は眠ってしまったらしい
気がつくと客室乗務員に起こされていた。
何やら長々と話してる
とどめのような"Everything OK"
反射的に"OK"と答えたものの、なにがOKだったんだろう?
並んでいたはずのJIJOも飯室も居ない
ふたり揃ってトイレかな?
間もなく食事が運ばれてきた。
あ、さっきのはこのことか、
ふたりのテーブルを出そうとしたが、ひとり分だけ置いて行ってしまった。ま、後でもらえばいいか、
それにしてもふたりともどこへ行ったんだろう?遅い。
立ち上がって見渡すが、屈強な男性ふたりの乗客が通路に立ってるけど飯室やJIJOの姿は見えない。
ふたりの手荷物は無造作にシートに置かれたまま。
なのに、なぜ食事はひとり分?
ふと、最近TVで何気なく見た映画が頭に浮かぶ。
舞台はまさに機内。
母親が目を覚ますと一緒に乗ったはずの子どもの姿が無い。
乗客名簿にも子どもの名前はなく、乗客や搭乗員に「あなたはひとりだった」と言われる。
混乱した母親は、窓ガラスに残された子どもがなぞった指跡を見つけて機内を徹底的に探し回るというアクション映画だった。
飯室やJIJOの手荷物を手元に寄せて証拠は確保!
食事をいただきながら、想像はどんどん膨らみ、
さらに子どもの頃に見たTV番組『トワイライトゾーン』のひとコマが頭をよぎる…寝静まった飛行中の窓の外に翼を引きちぎるバケモノを見てしまう、そんなシーン
窓の外を見る。
当たり前だが、ふたりは居ない…バケモノどころか翼も…見えない。
「遊んでる場合か!」妄想に走る自分に喝!!
と、間もなく飯室が戻ってきた
「食事、もらった?」(自分の放った言葉にビックリ)
「B(JIJO)が気絶して大騒ぎだった」
飯室は身振り手振りで状況説明をしてくれた。(このくだりはJIJOのブログをごらんあれ)
再度JIJOのところへ戻ろうとする飯室に
「食事、もらっとく?」(言った自分にちょっと呆れた)
(つづく)
フランクフルトの空港で乗り継ぎのため移動。
JIJOのお腹はスッカラカン
電池の切れたおもちゃのようにへたってたけど リスボンへの乗り継ぎのため移動を優先。
再度の手荷物検査はなかなか始まらず、長蛇の列。
やっと手荷物検査を終えて航空券に記載された乗り口ゲートに たどり着いて掲示板のフライトナンバーを確認。
?? 無い…?? 他のゲートの掲示板にも無い?なんでぇ?
職員らしい人に聞いてもよく分からない、
って言うか聞きたいことが伝わってない感じ。
「待合も混んできたし、間際になったら掲示板に出るよ、きっと」
根拠のない言葉でお互いを納得させて、JIJOは晴れ晴れとした表情で口直しのアイスを舐めだした。
そろそろかな?
JIJOが突然各ゲートの掲示板の確認に走り出して、あわてて戻ってきた。
「あっちでした!」
バタバタと移動、間に合ったぁ!
こんなことよくあるらしいね、とお互い分かってたふりする。
乗り込んですぐに私は眠ってしまったらしい
気がつくと客室乗務員に起こされていた。
何やら長々と話してる
とどめのような"Everything OK"
反射的に"OK"と答えたものの、なにがOKだったんだろう?
並んでいたはずのJIJOも飯室も居ない
ふたり揃ってトイレかな?
間もなく食事が運ばれてきた。
あ、さっきのはこのことか、
ふたりのテーブルを出そうとしたが、ひとり分だけ置いて行ってしまった。ま、後でもらえばいいか、
それにしてもふたりともどこへ行ったんだろう?遅い。
立ち上がって見渡すが、屈強な男性ふたりの乗客が通路に立ってるけど飯室やJIJOの姿は見えない。
ふたりの手荷物は無造作にシートに置かれたまま。
なのに、なぜ食事はひとり分?
ふと、最近TVで何気なく見た映画が頭に浮かぶ。
舞台はまさに機内。
母親が目を覚ますと一緒に乗ったはずの子どもの姿が無い。
乗客名簿にも子どもの名前はなく、乗客や搭乗員に「あなたはひとりだった」と言われる。
混乱した母親は、窓ガラスに残された子どもがなぞった指跡を見つけて機内を徹底的に探し回るというアクション映画だった。
飯室やJIJOの手荷物を手元に寄せて証拠は確保!
食事をいただきながら、想像はどんどん膨らみ、
さらに子どもの頃に見たTV番組『トワイライトゾーン』のひとコマが頭をよぎる…寝静まった飛行中の窓の外に翼を引きちぎるバケモノを見てしまう、そんなシーン
窓の外を見る。
当たり前だが、ふたりは居ない…バケモノどころか翼も…見えない。
「遊んでる場合か!」妄想に走る自分に喝!!
と、間もなく飯室が戻ってきた
「食事、もらった?」(自分の放った言葉にビックリ)
「B(JIJO)が気絶して大騒ぎだった」
飯室は身振り手振りで状況説明をしてくれた。(このくだりはJIJOのブログをごらんあれ)
再度JIJOのところへ戻ろうとする飯室に
「食事、もらっとく?」(言った自分にちょっと呆れた)
(つづく)
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by mino3064
| 2013-11-25 02:58